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耳納北麓で田舎暮らしを楽しんでいます

ride&hikeくじゅう平治岳ミヤマキリシマ

ヤマキリシマの花で覆われる久住の山々を見た事ないわけですよ。
その頃にピンポイントで休めるかどうかも問題だけど、
登山道も駐車場も大騒ぎとの話で、逆に足が遠のいていた。
 
残りの人生もあまりないし、
一昨年11月平治岳山頂に北側からポンと飛び込むような一般的でないコース
(北コース)を歩いていたので、

6月の第1日曜「くじゅう山開きの日」の今日でも、
平治岳だけでもちょっと覗いて来られるんじゃないかと
スパーダ君で出かけた。
 
スタートは吉部6:20、路肩に駐車できないようロープを張り、監視員も配置。
有料駐車場(1000円トイレ有、バイク500円、この2,3日限定で隣に300円Pあり)
に停めるようになっているようだ。
 
鳴子川を渡ったところのゲートまでは前後にグループがいたはずなのに
気づいたら一人。
途中大船林道を横切るところで神主さん(山開きの神事がある)の
おっかけのカップルに会ったあとまた一人。
 
前回と違い大船山4号集材路より手前の分岐より登山道に入る。
雲(霧とも言う)のせいで展望もなく、
「久住まで来てなんでこんな里山みたいなコースを歩かなにゃならんのか」とぶつぶつ。
 
と、先で声が聞こえてきた。4号集材路からのコースと合流するようだ。
今日初めて他のグループを見ながら歩く。ただしコースは黒土のニュルニュル。
 
平治の尾(前回の写真参照)あたりでは霧で目の前の平治岳も見えず、
道が何本にも分かれているので初めてで一人だったら多分不安だったと思う。
 (事実、帰る時には平治の尾から登ってくる人から
「ここはどのあたりでしょう」と質問を受けてしまった。)
 
 
今回は逆、勝手知ったる・・・で頭の中で別なこと考えて登っていた。
女性は色が変わったことに敏感だけども、材質が変わったことには鈍感である。という理論(*^^)v
いや、DEFI君のフレームの話ですよ。白い色のカーボンフレームってありだよな。なんてね。
 
で、突然平治岳山頂1643m北峰に到着。
目にはいるのは数グループ、結構咲いているが視界が50mほどしかない。
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まずは腹ごしらえで「八賽粥」
もち米や小麦、豆などが柔らかく煮てある甘さ控えめぜんざいのようなデザート。
山にもって行ったら?と言われていた。
この量と重さを持っていってはずれだったら悲しいと今まで持ち出せなかったんだけど、
今日は正解。グビグビグビッとカロリーチャージ終了。アレ、噛んだっけ?
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平治岳は南峰に登りつきゆるい勾配で北峰(山頂)とつながっているので
広い山頂とも言える。ぐるっと見て回る。
霧とミヤマキリシマに隠れているけど結構人はいるみたいだ。
 
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「ここは山頂じゃないらしいですよ」とか
「その山頂とか言うところに行こうじゃないか」とか
「北はどっち」とか聞こえてくる。
霧が出てなければより高いところが見わたせて出るはずない言葉なんだけど、笑える。
 
1時間ほどいたが視界は好転しない。昼になればそれこそ雲散霧消となるはずなんだけど、
「来た」「見た」ということで登ってきた道を帰ることにする。
これからの時間大戸越(うとんこし)方向は登ってくる人でいっぱいだろうから。
 
平治岳の北面を登ってくるグループも結構増えてきた。
黒土ニュルニュルがますますニュルニュルになって難儀している模様。

降りるほうも滑りそうで難儀したんだけど、おニューのズボンを汚したくなかったせいか
尻餅もつかずに帰ってきた。その件はまた書こう。
 
駐車場に戻りツーリング気分で帰路に着いた。
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