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耳納北麓で田舎暮らしを楽しんでいます

雪の鷹取山でカップヌードルごはん

体調はもう一歩だけど、自然の空気を一杯吸ったら
多分よくなると信じて、
リハビリに鷹取山に登ろうと前日から決めていた。
雪の予報もあるし。
只、何の準備もしてなかったけど。
 
朝起きると雨模様。
山は白くはなってないようだ。残念。
 
ミニカマドとビール缶のアルコールストーブ、
ステンレスボトルにコーヒーだけは用意して
10時も過ぎて出発した。
 
最近、出張から袋麺の類は買ってきていない。
ベトナムのフォー以外はあまりうまくないので。
この間ベトナムに行ったメンバーに頼んでいたらよかったな。
 
さて、何食べようかとコンビニによってみた。
暖めるだけの雑炊、お湯を入れるだけの雑煮
うまいだろうな。

でも、お試しにはちょっと簡単すぎる。
目に付いたのがカップヌードルごはん
電子レンジでつくるものという認識だったけど、
パッケージにフライパンでの作り方が書いてあった。
山屋さんで売ってるアルファ米のものとどう違うんだろう。
トライする価値ありということでザックに入れた。
 
登リ口あたりは落ち葉のじゅうたんの晩秋の雰囲気。
 
イメージ 1

メタセコイヤの紅葉だけが残っている。
 
イメージ 2
 
途中雪が吹雪いてきた。
雪雲の中にはいって行ってるのかもしれない。
山頂付近はいつになく登山者がいて、
少し雪が積もっていた。

でも、風もあるのでそそくさと降りていくみたいだ。
 
イメージ 3
 
自分はツェルトにもぐりこんで調理開始。
裸の燃料に火をつけるのでミニカマド君だけは外にいてもらう。
 
イメージ 4
 
外のパッケージをはずして持って回ったら
コンパクトで使い物になるメニューかもしれない。
 
イメージ 5
 
ここで経験不足が露呈。
ロッキーカップについた雪や、直置きなので、
アルコールストーブがあたたまらないのか、
いつまでたっても沸かない。
寒いときは余熱が必要とか聞いたよなと
ミニカマドの底にアルコールを少したらすと
引火して勢いが出た。よしよし。
 
作り方には水気がなくなる少し前に火を止め5分蒸らすとか書いてあるけど、
そんなことしたら冷たくなるので、
時々かき混ぜながら
弱くなった火にかけ続ける。
最初こんなベチャ飯食うのかという感じだったけど、
底に焦げ目が着き、仕上げ香味油をいれて食べてみたら
「うまい」
熱々だし。
 
イメージ 6

いや、待たされて腹がすいたからかもしれない。
けど、お湯を入れて食べるアルファ米のチキンライスあたりより、
ちゃんとした食い物という感じがする。
アルファ米もフライパンでいためたらもっとおいしいのかも。
 
 
下りは人っ子一人いなくなって
雪が固まって滑りやすくなった登山道を
ストックを頼りにおっちらおっちら降りてきた。
おつかれ。