onocraft

耳納北麓で田舎暮らしを楽しんでいます

DEFI君のインテグラルヘッド

休んだ。
一日雨だとわかっていたけど、
明日から出張だし、土曜でほんとは休みだし。
気が緩んだのか、アルコールも飲まないのに、
昨夜は食後いつの間にか寝ていた。
 
雨の今日は塗り替えたDEFI君を愛でていた。
愛ですぎて、塗装の薄いところで、アルミ地がでてきた(泣)。
 
イメージ 1
 
DEFI君のインテグラルヘッドかっこいいよなあと思う。
1万円台で買える自転車でこの形式のヘッドがついてるなんてほかにないよな。
オーバーサイズのインテグラルヘッドはひとつの完成形だと思う。
細かくは何種類かあるみたいだけど、一部を除いて収束して行くんだろう。
 
自転車のヘッドはオーバーサイズになって格段に寿命が延びた。
マウンテンバイクのおかげだ。
レギュラーサイズのヘッドはデュラエースでさえ、下玉押しは消耗品だった。
 
自転車の他のベアリングはぐるぐる回っていくんだけど(当たり前か(*^^)v)
ヘッドのベアリングは回って行かない。きった後必ずもとの位置に戻っている。
微妙にハンドルは動いているんだけど、概ねベアリングのレースとボールの位置関係は同じ場所だ。
それで100kg近くを支え、何千kmか何万kmか乗り、時にはドンと衝撃を受ける。
へる。へこむ。
ガタが出る。自然にハンドルが切れにくいため直進しなくなる。
ガタを調整すると益々まっすぐ走らなくなる。
交換するしかなくなる。という話だ。
 
めったに起きない自転車があった。
輪行ランドナーだ。
安物の丹下輪行ヘッドで、ボール数もまばらだけど、
ヘッドを毎回バラスのでベアリングが毎回違う位置に来るからだろう。

また、オーバーホールをするとベアリングの位置関係が変わるので、
メンテをすると違うなという声もあった。(ほんとか?)
この理論からするとフリーライドの自転車(あのハンドルがくるくる回るやつ)は
問題が起きないことになるが、衝撃も強くかかるかもしれないのでよくわからない。
 
レギュラーサイズのヘッドの自転車の人は時にはハンドルとブレーキをはずして
フロントフォークをクルクル回してやってください(*^^)v
 
何の話だ?
ヘッドの話、
マウンテンバイクはアメリカからの流れで
そもそも常識がなかった。
弱かったら大きくするべ?と1 1/4のスーパーオーバーサイズなんてのも出ていた。
ブレーキレバーもオートバイのレバーかというぐらい頑丈なのもでていたし、
BB幅も73mmなんてのもあったな。
でも要らない強度のものは廃れて行ったようだ。
 
アヘッドというのは余分な部品をはずして行ったら、こうなったという感じだろう。
鉄のパイプの中にステムのパイプをいれ鉄の引き上げボルトで臼を締めるという無駄の塊を
必要なものはコレだけですと。
おかげでステムの突き出しの中もくり抜くことができるようになったし。
あ、コレはアヘッドのせいじゃないか。
 
外側に顔を出してるワンも無駄じゃね?ということで
ベアリングレースだけをヘッドチューブに打ち込んだらインテグラルヘッドになった
というところか。
 
ただ、高さ調整がしづらいというのはあって、
走り方や、ポジションもままならない初心者にはちょっとつらいシステムかもしれない。
自分のつけているHEADS UP2みたいなものと組み合わせた
調整しやすいシステムも現れるかもしれない。
 
明日から出張なのに何の話だ?