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耳納北麓で田舎暮らしを楽しんでいます

祖母山ぐるっと1周 その2

小屋の皆さん出発しているらしい。
何も見えない祖母山頂通過。
 
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黒金分岐を通過、天狗岩も何も見えないだろうと通過。
トレール横に軽自動車の駐車スペースらしきものがある。
テント場だろうな。
ミヤマ公園の小ピーク、第一の試練。
何気なく通過したら、行き止まりだった。
登り返してみると直角に南に道が続いていた。
霧の中、広いところに出ると、次に入るところは注意が必要だな。
 
 
次、烏帽子岩分岐。第2の試練。
地図によると、烏帽子岩はトレール西側(右側)のピークらしい。
じゃ、左だなと進むと、どうも縦走路でないみたいだ。
そのとき、雲が谷に吹き込んで行き消え始めた。
一瞬、全景がみえた。今回はじめて、どこを歩いているか見えた瞬間だ。
 
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烏帽子岩は右の縦走尾根、すぐ左の黒金尾根の間の尾平を見下ろす
出っ張りだった。
周りが見えないとこんなことも気づかないんだ。
しばらく待ったが、2度と雲が晴れなかったので、先を急ぐ。
 
障子岳、土呂久分岐を過ぎると雲が晴れてきた。
よかった、出発を遅らせて。
展望できるところで荷を降ろして大休止。
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障子岩で南下していた縦走路は東に曲がる。
 
古祖母山は南、宮崎県側に展望が開けている。
そのせいか岩戸小学校6年の記念登山が毎年行われているようだ。
南側はぜんぜん展望が違う。
 
古祖母過ぎの2段はしごを過ぎるとストックを出す。

スズタケも広く刈られていて、振り回せるようになったからだ。
とっとと下って尾平越の分岐
ここまで6時間近く、今日の行動の大部分が終わったと思っていたのだが。
帽子とストックで記念撮影。
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トンネル北側への下り。本日最大の難所だ。
泥道の急傾斜。登ったほうが楽だろう。
こんなところエスケープにつかったら逆に危ないんじゃないか
のぼり30分は可能にしても、下り20分はうそだろうと
10分ほど下ると頭に何か落ちてきた。
手をやると帽子をかぶってない。
さっきの記念撮影後かぶってないんだ。
安物だし、無視して降りるかとも思ったが、
登りのほうが楽だと思った手前、登り返すことにする。
第3の試練か。
 
ストックを畳んでしまって最短にして、
ダブルアックスみたいに(したことないけど)
両手で突き刺し登る、また突き刺し登るを繰り返す。
やっぱり登るほうがらくだ。
帽子を回収し、また下る。
荷を担いだときの滑りやすい急な下り。
課題だな。
 
トンネル北口にでて、車道をしばらく下り、
尾平近道の立て札に従ってまた下る。
こちらは濡れてないので、テープにしたがって気持ちよく下れる。
コンクリ舗装路、ほしこがINNを経由して、出発地に下ってきた。
今日の行動、8時間以上かかっている。

雨にぬれたあとのあるスパーダは無事だ。
今日は、昨日はなかった路駐の車が数台。
 
着替えなどをゆっくりして、次はバイクツーリング。
30年前ここを夜自転車で下ったとき、このあたりの食堂で飯を食ったんだが、
県道7号線は原尻の滝まで店も何もなかった。
ちんたらツーリングで、無事自宅に帰ってきた。
2度おいしいともいえるが、2度しんどいとも言う。
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