自転車日記 うきは市吉井散策

代休で、お盆休みを一日伸ばした。
泥だらけのテントや合羽などは洗った。
また欲しいものが出てきたがそれはまた今度。

 

山歩きでもなかろうと、ミニベロ　Defi君で市町村合併で隣町となった
うきは市吉井町に散歩に出かけた。

 

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、パイパスも伸延してきた。
昔っぽい雰囲気で売り出そうというのだろう、
車で通る度に段々古くなる町が気になっていた。

ただ、ちょっと出かける時間が遅かった。暑い。

 

夏の昼下がり、せみの声を聞きながらの
自転車での散歩は遠い昔の郷愁を誘う。

 

親が転勤族で、小学校は５校、中学は２校行った。
転勤は７月で、ろくにクラスメートも知らないうちに
夏休みに入り、知らない町で一人の夏休みのこともあった。

特に小６と中３のときは昼飯を食った後
毎日一人自転車で、この道はどこに通じるのかと、
ぐるぐる回りながら行動範囲を広げていった。

吉井の明治、大正、昭和の雰囲気と違い高度成長期の昭和だったけど。

 

帰りは向かい風で、どうせ汗をまたかくからと
鷹取の湯、耳納山荘、笹の湯と温泉の前を次々通り越して帰ってきて
太陽熱温水器のシャワーで済ませた。