サルトリイバラへの道
饅頭の葉を取ってこい。
お盆休み最初の指令だった。
最近、山歩きもしてないし、
饅頭の葉のある所は発心山の彼のところしか思い出さないなあ。
いかに登ってないかというと、
日帰り用ザックの中にまだ、ダウンジャケットとツェルトが入っていたほど。
涼しいうちにと、6時半から、コンビニで朝飯用のパンを買ってから
登りだし。
長雨で荒れているのかなあと思っていたら、全然荒れてない。
さすが遠国時代からの発心城の補給路だ。
いで立ちはワークマンのウールソックスを
引っ張り上げてグンと伸びたハイソックス。
ひざ丈のNBのパンツでニッカボッカ風。
しか~し、靴下の上から2か所もアブにかまれてしまった。
饅頭の葉(正式名称サルトリイバラ)は変わらず
そこにあった。というより、
なんかいつもより立派な葉ばかりだ。
長雨のおかげで
採っていく人が少なかったのか、
葉を食べる虫が少なかったのか。
虫食いもないこんな大きな葉は始めてだ。
いやあ、いつもの倍の時間かかってとても疲れた。
帰ってくると即、饅頭づくり。
こんな立派な葉は少し残して来年用にも冷凍しとこうということだった。